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フィジーの最果ての海

2004年のフィジー
ニュージーランドの面した紺碧の海
無人島に小さな宿が当時はあり
引き潮になると歩いて来れるビチレブ島があり
村には大体500人くらいが住んでいた
電気も水道もなかったが
電気は発電機をガソリンで回して供給し
水は山の水だった
お店もないので
村人は山でタロイモを栽培し
カバという覚醒する胡椒の木を植えて
その根を
乾燥させ現金を得ていた
実際その木の根を手で絞り
水と混ぜた汁の味は
泥水?ゴボウの汁のあくのない感じで
数杯飲むと
少しふわっとなる
夜村人と車座になり手をたたき
笑いながら楽しげに飲む村人と
7杯飲んだら吐いた
気持ち悪いのではなく
泥味にむかむかした
村の女性が漁をする
水中眼鏡で潜り、集団で刺網をするチーム
個人的に引き潮の時に歩いてとる人
1日中腰まで海に浸かり竿もなく手で投げて釣りをするおばちゃん
私は泳ぎが苦手なのよ
と笑いながら歩きながら、銛でついたり
タコを見つけるおばちゃん
など
生きるためには
1日を狩猟で終えるのは
たくましくすごいことだ
昔の日本も同じだったが
今では
好き勝手に時間を使い
好きな時間に魚屋やスーパーで
海に入らず
車で乗り付け簡単に
誰かが捕まえ、解体された
様々な魚介を買うことが
正しいやら
ずれているやら
命と自然との距離がフラットな
彼らを見ていると
野生を忘れずに生き
おおらかで優しいと思う
常に満ち潮
引き潮、体温が奪われたり
珊瑚のラグーンの深みに落ちたり
珊瑚で足を切らないように注意しながら
歩くなど
自然と対等に生きている
これは大切なことだと思います
この1枚は
そんな車も電線もない原始のままの海で
大きな波だがどこか優しく水面に斜めに崩れていく瞬間をフィルムで写した
数年後
この写真が僕は知らなかった
歌手のチーム zardさんのボーカルの坂井さんが亡くなって
数年間映像コンサートをされていたそうだが
その最後のコンサートで使っていただいた1枚
昔のままの人を知らない
豊かな青く豊潤な海










