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杏橋幹彦 写真展

急遽個展をいたします!
DMの記載の日程間違えました!
明日11日からでした
4/11(土)- 4/19 (日) 13:00-20:00
4/15 18:00-21:00
浮世絵と波の裏(国芳と芳年)
今から約150-200年前に越前から、当時は馬か荷車で運んだ、当時最大の約40センチ
の手すき和紙に
絵師、彫り師、摺師、販売に関わる立案をした版元が(芝神明あたりに販売する絵草紙屋や版元が集まっていたようです)
きっと歩いて住まいの浅草や向島あたりから出向き
緻密な打ち合わせをしていた訳です
桜の板木に絵とは逆に彫り、1mmに三本の髪の毛の線を掘れた彫り師
板木に様々な色を載せ、ぼかしたり、また空彫りや布を当てて布目を紙に表したり
今では絶滅した驚愕の技巧と根性がありました
今の黄色、赤、緑、黒の4色を
重ね、青や紫に見せる嘘の色をステンレスの版下に
機械のノズルで吹き付けたのが印刷で
単色を混ぜて色を作った絵具のような本物の色を
色の数だけある何十枚もの桜の版下をずれないように彫り、摺った
のが浮世絵です
けんとうという角に位置を決める出っ張りがありましたので
今も言葉で見当をつけるとあります
(桜は硬いため何度も摺れたが、終わりにあるとバレンで押して摺る為
細かい部分は摩耗してしまう)200枚程度しか摺れない
しかも枝のふしなどの部分は使えないから
良い芯の部分の柾目を使ったのかもしれません
そんな彼らから
学ぶことは多いと思います
いまだにどうやって水のグラデーションや
様々な摺の技術は不明な部分もあります
海や山や滝が、破壊されていない
美しい江戸の風景の中暮らし、発生した浮世絵と
額やアクリルもない当時
それを買い求め、家に貼ったり、箪笥にしまい時に手に取り
見ていた江戸の人々の心の豊かさ
それが、東京大空襲や関東大震災の被害を免れ
綺麗な状態で残るのも奇跡です(年々高騰しています)
そう思うと今や家電のカメラで
パチリ!とおす僕のような写真は安直なことだと思います
もちろん写真を作品というのも違和感があります
いずれにても
限られた紙の画面の中でいかに立体的にダイナミックで静かに
表現した那智滝で修行した京都の北面の武士だった
遠藤盛遠 改め 修験者文覚の図を
江戸の国芳さんが1851年に縦3枚で描き
その後、15歳で弟子入りした月岡芳年さんが
明治20年1887年に縦2枚で表現しました
こちらは文覚の衣装や瀧に出っ張った硬い板を当て、溝をつけたり
衣装に布を押しつけ、布目まで表現しています
国芳 あと摺り 初刷りは瀧の泡が空摺りのおうとつですが、これは後摺りの青い線です
芳年 あと摺り 長谷川常次郎 版になります 初刷りとは版元が違うだけです
見れば見るほど
写真がいかに安直か
お恥ずかしいです
お越しの際は当日でも結構ですのでご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
miki@umi-bushi.jp
090-3068-0668










