侍を偲ぶ

波の裏に深緑で見えるのが島
水面から望む島

初めてきた南太平洋の沖
何の縁でこんな沖に独り
ぷかぷかしてるのか?

人生でなかなかない瞬間

また泳いで、潮が引きすぎないうちに
戻らないと、戻れなくなる

妙な緊張感と海に見られている感覚

人間が主観で
自然が客観ではない

自然に溶け合ってるな〜
物質としての、体をよく感じる
水温、潮流、波のパワー、鼓膜にくる圧力や音
胸に響く波の爆発音、浮遊間

これがもしなくなったら死
んだ時だ

内面的な感覚は
心地よさ、恐怖、緊張、冷静さ、慌てないこと
思い切り波へ突っ込む気持ち
妙な幸せ感、現実と数日前まで東京の街にいた自分はなんだ?
いいのが撮れたらいいな〜、戻れるかな〜
戻りたい!あ〜怖かった
高速な波をかわせた!

そんな同じ自分でありながら
古来からのかけねも、手加減もない大自然と宇宙の法則を
改めて胸で感じることの大切さ

ニヤニヤ笑う

人間は海では異物でゴミですが

浄化力と無駄なものを捨て
強い自分に育ててくれます

地に足がついた世界の出来事なんか

地に足がつかない岸から300m沖の海原と比べたら
何でもね〜や

と思うわけです

怖い思い、毎日死生観を感じ生きる尊さ
忍者や侍と同じですね

いろいろな侍の生き方が人を自然に正すかもしれません

Back to list

ページの先頭へ戻る