心とよく言うが
一体なんだろうか?

海へ行くまで

不安や期待
不安と言っても、そんなシリアスなものではなく

ここち良い海岸があれば
それでいい

泳力を正直に観る

撮るためには透明度が1番

次に戻れる海岸か
戻れない可能性があるのか?
もし流された場合、見渡して第2の戻れそうな候補の場を探す

実際には行かないとわからないから

あとは黙って行くだけ

実際はさっきまでの不安は消え
いくつもの本のように
次から次へと状況がガラッと変わり
忘れ去る

先を読む
ゆっくり海を味わい先を泳ぐ

潮流、深度、海底の地形、温度、サメがいないか?

様々現実を冷静に観察する

大波が来ても
正直何もできない

波を撮るには
その何十倍も潜って波をかわす
いなすと言ってもいいかもしれない

ダメかも?
とか
まずい!とか

ネガティブに空想すると
胸に全身から何かが集まり
腰の力が抜け、呼吸が乱れる

つまり体の電気的信号が乱れる

絵も言えない怖さが胸に濃縮される

逃げれないかな〜
巻かれたら危ないな〜苦しいし
死ぬかな〜
何発波が来るだろうか

と、瞬時に駆け巡る信号がある

これが心なのか?

体は入れ物

頭は厄介な物

不思議なのは、そこを乗り越えるように
頑張ると、消えていく

経験を重ねるとそんな思いが無くなる

ボコボコに巻かれると
何十年経っても心が潰れそうになる

でも、これを早く消さないと
いつでも簡単にパニックになる

止まっている時間はほぼない
永遠と続く波動に
この身を1つ

生きているやら
死んでいるやら

太古からの海に溶け合えば
地に足がつく世界のおバカな自分を笑う

でも心ここにあらず
ではいけない

意識を捨てる
風に逆らわないが
風に向かう姿勢(心も)を判断し
体を鋭く向こう側へ抜けるように入れる

常在戦場
臨機応変
自由自在
必生則死

大事なのは全て一人でやること
人と群れないこと

感じること
信ずること
宇宙に遠慮と尊重を忘れず

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