一昨日初めて立ち寄った
子安の関根御滝不動尊へ
そもそも近くの駐車場に
海の知り合いと8年ぶりに偶然ばったりあい
盛り上がりバケツに入れた武道着を忘れた?
しかも家についてないことに気づき
もしや?と
親切なコンビニエンスストアの方々が
中に入れてくださっていた
湿気と森のフィットチンドが覆う
古来からの森の生態系の
上流には蛍のいる(源氏と平家蛍が共存するという)
清流関根川の崖に佇む
お堂が昔、雨で流され
御不動様も行方不明に
やがてこの道で事故が多く、お堂の跡を
掘ると御不動様が逆さまになって出てきたという
御滝の不動尊
瀧=お不動様は那智滝をはじめ全国でセットだ
昔の人々は修験者は何かしらを感じ、観てきた
感情移入がとても大事
今のデジタルスマホ社会で失って退化した感覚
新興宗教の仏教が輸入され
蘇我と物部が争いながら
情報が口伝で広まるにつれ
自然と人々は力づよく、優しい瀧に
独特な野生的感性で
善悪を見据える御不動様や龍神様を
瀧に溶け合わせてきた
ここの瀧は大雨の時など
年に数回山に現れるという
講の方達の崇敬や信仰の優しさを感じる
堂内はお掃除道具がたくさん
気になっていた
堂内の枯れ草は
なんとやすでだった
ついでに外の落ち葉や
雨樋のつまりを掃除している間も
おじさんが水をボトルに大量に汲んでいた
暗い堂内を見ると
なんと横の祭壇は出羽三山!と書いてある
月山、湯殿山、羽黒山(昔は鳥海山)
の時間と祈りが染み込んだ2枚の大きな板が2枚
享保とある
江戸時代に山形の出羽三山から
今では車で簡単に来れるが
こんな山奥にどうしてきたのか?
きっと村の人に聞いて
歩いて登ってきたのだろうが
感動した。
ちょうど数週間前
羽黒さんの権禰宜さんからお電話をいただいたばかり
出羽三山祝詞を家でもと姉ていたから驚いた
暗い堂内で
セミの声と清流の音に包まれ
出羽三山祝詞を唱えた
こんな田舎の山奥に数百年も前に山形から歩き
2回はきた、羽黒の修験者はどんな思いで
ここで祈ったのだろう
彼らの崇高で純粋な気持ちは
孔子て数百年後も、代々脈々と地元の方々に
大切に守られているのが
日本の素晴らしさです
なんだか
今日は海はもう行かずにいいや
お掃除をしていたら夕方になった
また来なければ。
不思議な人から人
神様から神様のご縁
仏様から仏様
真理は一つ
大宇宙と海があるだけ