潮目は無限

早いものでファイヤーキングカフェの個展も18年目

数千枚のノーファインダーの写真を直感で選びながら

よくも ま〜一人旅で泳いだな〜

と思いました。

一人旅は24歳カメラを下げ
あてもなくオーストラリアの東
バーレーヘッズへ
朝つくも、1時間くらい道に座り
家を探しに3件あった不動産屋に入るも

ジャップ!帰れ!と2件の不動産屋で言われ

やがて海でもジャップ帰れ!

奇声を上げ車から缶を投げられたり
水鉄砲かけられたり

追いかけ停めて謝らせたり
喧嘩寸前になったり

そんなごく面倒な2部の人はいた1993年

いつもポケットにペンチやナイフを持っていた

まだ日本人観光客ようの土産物店で働く日本人が多かった
サーファーズパラダイスという高層ビルの町は
周りの美しい海や森の原風景に突如現れた
異質な未来都市のようで、金がうごめき好きに慣れなかったが

駐車違反のお巡りさんは馬に乗っていたり
モーテルの老主人は朝行くと
僕のライトバンのタイヤのパンクを治してくれていたり

海でも親切なおおらかなオージーの笑顔に
嫌な気分も忘れました

あてもなく来たのに
そして仕事も家も見つかり
あてが出来たことが嫌になった
数ヶ月後

なんだか目的は達成した感じがある夜、借りていた川沿いの高級住宅で
思い立ち

もうここは良いやと
1年あるビザは捨てて
トランジットで9時間だけバリ島へ立ち寄った時間が
やがて
ファイヤーキングカフェへつながる旅の物語り

今思うとこの1枚も全て
人生の自由な旅の途上で
いつか物語が繋がり
ある日振り返ると
波に消された自分の海岸の足跡を
見て笑うんだな〜
と思いました

コロナで海外は全滅
僕はもう海外はいいかなと思うくらい
満足で、神々や海や山への信仰と生きてきた
日本の魅力に惹かれています

日本の波や神社をお参りしながら
撮影していました

この写真も海の神
出雲の事代主さん(道教では恵比寿)
の神社の海

ここからはディープな話ですが

驚くべきは、ご縁をいただいている
伊賀の忍の供養で伺っている
敢国神社(大彦、少彦、金山彦)
は阿部氏、服部氏の聖域で

出雲が発祥で、何度かご供養へ伺った奈良の登美神社の
ナガスネヒコさんの縄張りでご子孫であり

繋がっていたことがわかりました

潮目は自分で読んで
自分の潮目で正しいとも考えず
頭は捨てて
他人は関係なく行く!

といいと思います。

の話し。

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