ホノルア
2002年頃のマウイ島ホノルアベイ
インターネットもまだ不十分で、感で探し
感で泳いだ日々
毎日ホーキパの偶然見つけた宿から
車を飛ばし1時間
島の最西にある
サボテンと赤土の崖の海ホノルアベイ
沖では頭〜ダブルの延々と盛り上がる
レギュラーの波が生き物のように走り
ローカル達が思い思いにチャージしていた
そんな沖からかならずでかい1本に乗るローカルがいた
笑顔だけで全くしゃべらない真剣な姿勢に
やはりサーフィンはスポーツではないと感じた
そんな聖地の独特な風と波まで
幸せだった
波を駆け落ちてくる
彼らに怒られないよう
邪魔にならない程度に
溺れても極力笑顔で話しかけた
泳いで崖を登り
フィルムを詰めては
又泳ぎ
1日5時間泳いでいた
宿に帰るころにはもう夜になっていた
途中町のバーガーキングにより
塩漬の道具と体をぬるいシャーワーで洗い
部屋でマカデミアコーヒーを落し
飲むのが1日の終わり
たまにやっている菊TVの
奇妙な英語字幕の暴れん坊将軍が楽しみ
つかのまの日本はやはり
木枯らし紋次郎や時代劇である
懐かしい時代と再会した