天然の海
ここに戻りたいが、小さな宿がしまり
もし行くなら対岸の村に泊まるしかない
村に行くにはガソリンか食料を買いにくる,1時間はなれた海岸で
村人を見つけ
その船に乗るしかない秘境
当たり前に行けると思っているとこうなる。
ないがしろにしていた
可能性0ではないが
相当レベルの高い旅を期待しなくてはならない
でも泳ぎ始めた15年前
この恐ろしい波のおかげで今がある
独り波間で常に生死の境目を行き来していた
行っても大丈夫?そうな所から
行かない方がいいと感じた所まで
こんなにも命が簡単に終わる
場にいた事がなかった
お祈りもする
体操もする
食べ物も気をつける
怪我をしないように
溺れないよう工夫した
旅だから
行ってみるしかないな
この写真は展示会には出ない1枚
こうして息を止めて潜っては
空を見つめながら
崩れる瞬間を受け止めて待つ瞬間
この数秒後
巨大な波が爆発し
一面が闇となる
自然がまだ強い場所
昔のままの天然の海が様々な生物とある場所
地球は今
どんどん破壊され
埋め立てられている
放射能の水や
汚水が海にそのまま垂れ流されている
いつかこの波も
この海も濁ってしまい
この村にビルが建つ日が来てしまうのか?
本来の地球の姿こそ
絶滅してしまうのだろうか?