1枚でいい
写真はドキュメンタリーです
1枚の写真は映像と違い語ります
映像は見飽きます
映像は映像の伝え方がありますから
比べるものでなないですが
僕は1枚にかけたので、映像は撮りません
今のビデオカメラは色を補正してしまいます
なるべく人間界の雑味を入れず
足ひれ、水中メガネ、防水カメラケースだけ
ソフトでいじり倒した写真グラフィックを写真と呼ぶな
と言いたい
ルーツは被写体に50mmレンズで近づいた
アニーパイルやキャパ一ノ瀬泰造さん
のような戦場のカメラマンですが
皆さん戦場に消え体はないですが
写真は残り人々に今も持続しながら伝えています
ユージンスミスは怪我をしながら
戻ってこれたので
師匠柏原誠がアシスタントになり
僕に受け継がれています
彼らが無意識に、計算なく
人が夢中で歩いた時間が尊いものだと
改めて感じます
師匠たちの足跡を海の中を泳いで辿ってます。