出雲で撮影してました。
日本海は流石の寒さ

そもそも出雲には波がほぼないので
無理だと頭で決めていました

始まったのは昨年
出雲大社の神在祭にご縁をいただき
大社の中へ入れていてだき、正式参拝をさせていただき
地元の御師の方に、稲佐の浜で写して見たらいかがですか?

神様と霊蛇様のうみへ
入っていいのですか?と恐る恐る

しかし海底が砂で秋からは風がビュンビュン
遠浅で水は濁り
これは無理です。

島根の半島を松江まで探索しましたが
綺麗だと思った海岸も、砂地が多く濁り

海岸の雰囲気がなんだか違ったり

美しい日本海の海岸線を巡り

日御碕が天照さんと素戔嗚さんを
祈った海底神殿があり
そこに岡本さんという
海底神殿を(神社)を見つけたすごい人が
いますので、行ってみましょう!と
ある地元のホテルの支配人

野武士のような、アイヌのような
髪を束ねた海の男が笑顔で

舟出しましょう!
泳げますか?
どうですかね?

とご親切に、神様の島や神殿の周囲を海から
感じたが、なんだか雰囲気がこわい 
恐怖ではなく、霊的な何か

後から考えるとつまりは
聖域だからでしょう

海も深く太陽の光線の位置と様々
ピンとこない

結局、ゴミを拾いながら
海岸を歩いて探すと
テトラポットの隙間に
不思議な気の海岸がを見つけた

そこで写したら
写ったのが5月末

古代からの祈り場は今も
祈りがとどまっている

御神酒を注ぎ
貝を吹いて
祝詞と
般若心経
九字を切る

そして「ことわけ」
神様と古代の祈りの方々に
入らせてくださいと伝える

旅は頭やガイドブックではないのです
いいカメラや便利な機材を
最初から買い揃えるのではなく
工夫と創意
アイデアと
感覚のまま歩くこと

きっとたくさんの扉が無数にあり
どこを開いて、入っていくかで
人生が思いもしない楽しい時間に
スイッチを入れたように
変わります

なんでもやってみる

踏み出さねば何もない
泳がなければ何もない

海を通じて多くの方々からも
たくさんのギフトをいただいてます。

今は亡き
2003年
マウイのサーファークリスバンダーボートが言っていた

海をいつくしみ、リスペクトする人

人に対しても
地球に対しても同じだね

そんな人を
みな Watah Man というんだ
「Water Man」
それが僕の哲学なんだ

あてにない波の撮影で
夕方マウイのホノルアベイで
声をかけられ
ふと出会った一瞬が
呼ぶ絵も言えない時間

それが旅ですね

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