南へ

翌日ならいの風が強烈に吹き
神社の横の海は、荒れていた
南へさらに向かい風が岬でかわせる海岸へ向かった

海はやはり一見透明に見えても
細かい汚れと、風が運ぶ黄砂と花粉やらでかすんでいる

やはりコンディションをあてなくてはいけないから
日本は難しいな〜と実感
太陽の位置が大事だと改めて知る

絶対的な波の水量が南太平洋とは違う
水量と垂直に巻き込むあの高速で巨大な破壊が
あの青を生むらしい
命が終わる危険も無限に高いから
生き甲斐はあるのだが

なにより海底が珊瑚の岩盤だから
波動が砂に吸収されずに跳ね上がり
舞い上がる砂もゴミもないから
それは澄んでいる

といっても
年々汚れる地球の潮溜まりは
どんどん汚れていると実感する
そのスピードは緩やかだが、開発とホテルの汚染水が流れる
赤道のバリ島辺りはもう昔とはまったく汚れた

所詮広いと勘違いしている海とて限られた水で
あっちからこっちに移動すのだから
放射能の水だって薄まるにしろ
絶対に無毒になる訳ではない
埋め立てもしかり

マグロだってきんめや大きな魚ほど
水銀や毒を溜め込むらしいから

大気汚染とは違い
体にすぐに影響の出ない海の保全は
後回しだ

この海も津波に備え
最近は15m~20mの防波堤を作りたい!と
静岡県が工事業者と言い放つ状態

根本的に地球を馬鹿にした話だ
所詮自然には勝てない
勝ち負けではないのに

いつまで人間は地球を征服すれば気が済むのやら

この波とて百年後にはもうないかもしれない
2度とない瞬間が
永遠にない瞬間になっている
海の現状をよ〜く学校で子供達に教えてほしい

とにかく最善の心身の準備と自分の事実の力を
目の前の景色と比べいくしかない
経歴詐称もここではいらない
名前も過去も未来もない

今を存分に感じて
水に生きる智慧を引き出すのだ!
5感?なんて馬鹿な話しで
それ以上の可能性と感覚が自分には備わっていると
信じてほしい

頭で打算し計算する毎日はもう捨てて
自由に心が動く日々にしたら
きっと良い笑顔になっている

世界の海の中から波の裏側を見てきた
から,地の足がついた場での教えには
及ばない尊い時間があった

絶対に全てはわからない地球であり
また
その必要がないんだとある日知る

では明日から南房総へ

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