殺虫剤のない、わきまえる時間
日本を知る
日本をよむ旅
日本を各地で教わる旅
人生あっという間に過ぎ去り早くも52年
海の付き合いは
どうも茶道や武道にもつながり
坐禅や瞑想は切っても切れません
やはり禅がそのヒントになる鍵をたくさん
共に生きています。
昔の言葉がいいのは
きっと国土と呼ばれ自然というゾウギゴがない時代
インターネットも、電子レンジも、TVも携帯も
ばかな殺虫剤もない時代
美しい日々、静かな緩やかな時間
木々が生き
今より川や海が行き来していた
静かな場所はそこかしこにあり
人々は自ずと
そうした時間に心を傾け
鎌倉彫りや茶道や武道や、浮世絵など
全ての物づくりに時間をかけ
丁寧に畳んでいた時代
一人一人がしっかり強く
正しく生きようと弁えていたであろう環境
死を感じる自然の力
武士政治の周囲の環境
戦乱の世で命の儚さと潔さが共存した時間
個々の日本人の感覚が研ぎすんでいたわけだから
今の政治家先生を見て
あの世で呆れてます
前にも書きましたが
臨済宗の大徳寺というのはお寺の集合体
昔は52,3
あったものの
明治の廃仏毀釈で22かじに減ってしまう
本尊は釈迦如来1323年頃に
発生した聖域
秀吉に内緒で
大徳寺入り口の門に自分の像を設置した利久が
怒りをかい
切腹させら
そんなお寺(塔頭ーたっちゅう)の1つ
キリシタン大名 大友宗麟の菩提寺
海を表す白砂と岩の枯山水は
斜めに見ると十字架になっています
薄暗い黒とグレーのワビサビの真骨頂、利久さん
の茶室も見せていただきました
若いころは鎌倉で御修行なされた
瑞峯院の、まるでダライラマのような前田昌道さん
前回、剣の師匠と行くと
師匠に向かって
おじいちゃん!こっちへおいで
と言い大笑い
玄関の飛び石が濡れる静かな
雨の朝
突然にもかかわらず
お〜
きたか・・・・
まっ
おあがんなさい・・・
あんたの家がちかければね
・・・
毎朝こうしてうちはね、お茶を立ててるから
きたらいいのにな・・・
背筋を伸ばしてね
呼吸をしていくこと
血の流れが良くなって
目が生きて美人になる
ふふふ
お互いに自分の人生心がけてね
朝ごはん食べる時は
背筋をたてて
腹式呼吸をして
80過ぎのおじいもね
歴代のお経を読めば
自然に酸素が入って
大きな声でお経を読めばね
1日生かされていることです
お菓子とお茶を立てていただき
しばしお話し
門の外
雨滴る声
ちょうど今日の
これのことやな
円覚寺の方が
がかかれた
ちゅうどかけたところや
あんたになんかあげたいな
そうやまっててね
色紙に
こうかいた
渓声洗耳清「けいせい みみをあらいて きよし」
清らかな渓流の音は
耳からはいり、心やすべてを清め
正しい本来の自分に気づかせてくれますよ
と
いうわけだ
海で一呼吸
日々忘れがちは静けさと自分の間を大切に
焦らずゆっくり、自分の順をふんで海へいかないと
戻れません
全ての教えはこの宇宙と日々にあります
禅は道なる領域への鍵
この写真も9/6からのファイヤーキングカフェで展示します
ただいま印画紙で現像中