ついつい17年
Fire King Cafe
DM ウェブなどずっとお世話になっている
フォームプロセス 八木さんにデザインを依頼
流石のデザイン
「光陰の影」
光陰にも、動いている以上影があると思います
輝き透明な水にも影が生まれるように
屈折や青くなるレイリー現象も含め
謎に満ちた宇宙と地球
頭で考えるより
体から入れ
鎌倉の臨済宗建長寺のお坊さん
禅はアクティブであり
鎌倉仏教の祈祷ではなく
その生き方に合う(超現実感、リアリズム)
それを先導してくれるものを求めたと
生死の迷い超えて己を悟るもの
禅は
人に認めてもらうものではなく
日々の今を一生懸命に尽くす
これは理にかなった自然な事
強い意志と
噂や人にかどあかされない刃の心
禅宗の雲水さんには頭が下がります
根性が違う
阿弥陀さんの、念仏や法華経唱えただけで
全て叶うという、他力本願では
他人が介在しどうしてもズレや濁りが
宗教ではない自己の力で体験をしみ込ませ
胸で知る
修験道にも近いです。
鎌倉武士、北条時頼の推薦で
比叡山により土佐に流された浄土宗法然さんをよそに
国家の軸となった臨済の禅
だるまさん、富士山の噴火を見て西行に憧れ旅に出た白隠さん
初め多くの求道者を導き、未知の領域へ誘った臨済禅
厳しく自己を律し
この宇宙と自然に溶け
己を鎮め、己を律してきた
茶道と共に武士たちの「いのち」の危うい
生き様に胸を突き動かした禅
武術と自然にとかあい錬磨していく
臨済宗の栄西が中国から持ち帰って育てたお茶
京都で栽培を始めたらしいです
やがて、茶は健康飲料と位置づけられ(喫茶養生記)
喫茶店ここから来てます
武士の生き様や、イメージに
好まれ様々な物語が生まれます
栄西は比叡山で修行するも物足りず
また比叡山の強力な武力を持つ増兵に追いやられ
政治的力を利用しなければと
当時の執権 鎌倉へ
臨済禅が国の教えとなる事を目指し
尻を自分で拭かない徳川の江戸時代まで
禅と武士政権の指針と柱となり
成長した日本
今やその教えは
どこへ消えた?
昔
禅の本に全ては捨てろ!
と書いてあった
そうだな…
と
また買えばいいやと
黄色い1970年のポルシェ914−6を売り
身を海に投げうった20年前
そのポルシェは今や1000万
僕は何も変わらない謎
しかし今年、京都の臨済宗 興聖寺に14mの襖になりました
(利休の弟子古田織部と江戸時代の画家曽我蕭白さんの菩提寺)
一般公開はしない禅の坐禅道場ですので、普段は見れません
一部お寺の坐禅会に参加された方であれば
拝観できます。
来年1月から3月初めまで
JR冬の旅で一般公開をします。
海は還すとは本当です
南の国で修行する海雲比丘という修行僧の話につながります
襖は南を向き、本堂の龍神様と達磨さんに向かい合います
仏道も海道も神道も同じ
振り返ると
今年で17年目の展示に
お店もスッキリ23時までOPEN
フィアヤーキングカフェ阿部さんや皆さん
のお気持ちのおかげです。
謝辞御礼
海の中はコロナなし
悠久の太陽と海の息吹を感じてくだされば幸甚です
今回は未公開の青い南太平洋の波と
今年の出雲大社近く 日御碕神社の夕陽
ここは古来 朝日の伊勢
夕日の出雲として出雲族に祈られたなびき
天照の大神と子孫 スサノオを祀り
祈られた場で
海底に沈下した祈り場や滝の跡があります
こんにちでは遺跡と呼びますが
何だか生きている感じがしました
呼吸と今も祈られてます
23年ぶりに酸素ボンベを背負い、目の前のダイビングサービス
でこの遺跡を見つけた岡本さんに
潜らせていただくと
不思議な時間が留まっていました
(アクア工房 出雲 体験ダイブもできます)
水中へご参拝してください)
日の沈む19時暗闇から海から戻る日々
撮れないと思いながらも、不思議な写真を
撮らせていただきました。
どうぞよろしくお願いします。