方丈より
プリントを特殊な和紙に行うこと2週間
35mmのフィルムを5600mmまで引き伸ばす
当然荒れますが
コンピューター処理はしません
取り込むスキャナーの精度と取り込む人の技術
印画紙を板に貼って貼る?
しかしゼラチンの表面のコーティングをしないと傷や水に耐えられない
から、薄いビニールを貼る?
結局は、京都の伝統工芸士の経師屋さんの人見祥永さんに
ご依頼をし、切ってぴったりに貼るいうが
人見さんの数十年の仕事で一番難しい仕事になるから
時間と、もし失敗したらプリントしてください
との事
印画紙は貼れないので
表面も傷がつきにくく、尚かつ水張りできる特殊な紙を探し
今回は吹き付け塗装(インクジェット)で仕上げるしか
ありませんでした。
あっという間に1ヶ月
職人さんたちが、それぞれの技術を凝縮し
茶人で武士の古田織部さんと、江戸時代の画家 曽我蕭白さんの菩提寺の100畳の瞑想場に
工房まで車で何度も運び
取り付けていただきました。
斬新な織部さんの死から
407年後
南に建つ龍神様の本堂に向かい
南の華厳経にある物語。海雲比丘という修行者の国へ
14mの蒼海の方丈が開きました
一般公開はしていないのですが
JR冬の旅で特別公開されます
来年1/7~3/初旬
またご案内いたします。
みなさまありがとうございました。