日々空を見上げる事も
水を覗く事も
忘れてしまう
これほど2度と無い不可思議な模様で
水は地球に留まり
宇宙へ流れ落ちないようになっている不思議
人間が自然を知り尽くす事も
電気仕掛けの水槽で水草や魚を飼っても
手に入れる事は出来ない
やはり人は
外に出て、天然の地球を
見て感じる事で
地球の大きさを知る
気づくと
誰もいない町の公園や天然の海岸で
ゴミを1つ拾っているものかもしれない
教えも
強制も四角い机の
向こうの世界
に漂う
地球はじっと見ている
無条件で嘘のない美しさと怖さで
いつだって足もとで伝えている
いや伝えているなんて人間臭い
そのまま雄大にあるだけだ
匂いも味もないままに