日本の波の裏は
なかなか近づけない
どうも最近思うのは
天候だけではなく
何か神ごとに通じ
撮らされない時と
撮っていいよという時
がある気がする
太陽が水面を走り
光の先端が自分を射抜く感覚は
体に残ってしまっている
言葉は後からできた
誰かがいつどうしたのか
言葉という暗号めいた
羅列で理解し合うようになったのだが
言葉は補助的な事だという事
言葉をそこに、とどめたかったから
文字が生まれた事
黙って海を見る事
黙って己を観ること
黙って続けること
コンセントの必要ない
言葉もいらない世界に
地球を超えた宇宙との直心にある