吐く息が白い朝の1時間半
護摩焚きと祈りの時間が待っている

ハブカワ住職を筆頭に8人もの僧侶達が
東日本大震災、豪雨の地球災害の物故者を弔う。

恐ろしく均整の整った声明の声が
薄暗いお堂と、炎に揺れながら
寝てしまうのは、まるで催眠術にかかった感覚と同じ
目を閉じると,音は聞こえるが
心地よく意識が静かに横たわる

これを1200年間続け
これからも永遠に唱え続けていく
行為と修行こそが日本の文化遺産であろう

ハブカワさん、このたびも暖かなお心を
賜りました。

ありがとうございました。

廊下の若い僧はあだ17歳と聞く
家がお寺でもなく、在家として自らの志で
この山に籠り修行の道を歩んでもう2年

自分のこの頃を考えると
生きる質の温度差にぞくっとした。

Back to list

ページの先頭へ戻る