山梨七面山麓にて

七面山雄滝
お塩で清め、御神酒を注ぎ
祈って様々作法を尽くし
滝を浴びる

冷たくて
首から頭がキンキンに冷え
感覚なくなり倒れそうに

ここは龍神様の住処
生半可で傲慢な気持ちで土足で入った行者一行は
岩から手が離れなくなったと聞きました

古来からの作法は
女滝で浴びてから
古来は修験の山七面山へ

今は日蓮宗が護る
山籠できる敬神院という約250年前のお堂と
横には龍神さまの住む池が(市杵島姫さまとも)あり
独特な静けさと強さがありますので、ぜひ宿坊へお泊まりください

僕は行き場がなく
お坊さんの卵と日蓮系の学校を出ましたが

日蓮さんは、御周知の様に
法華経以外は邪教であると、鎌倉北条時頼に何度も
過激に伝え
法難を与えられれば
それが正しいと解釈ていくわけですが

関東軍 石原莞爾
井上日召も法華経信者です
創価学会など様々、新興宗教も多いのも特徴です

本来の仏教をそれぞれの解釈で加工宣伝、勧誘活動(折伏)をする
など、日蓮宗とはずれた強力な微妙さで
奥が見えない部分もありますが

現場で祈る「本物の日蓮宗久遠寺系」の
聖人さんたちは一生懸命、「大声」で加持祈祷をし
国の安泰を祈られてます

市川の法華経寺にこもり不眠不休の
木剣や水の荒修行など
それはすごいです

修行を終えるととある巻物を授かるのですが

その巻物で背中をさすられたら涙が出たこともあり
何らかの験力を授かるようです

共に比叡山で勉強した、最澄、法然や親鸞、栄西など
他力で良いとした浄土宗の念仏を唱えるだけで
良いとした根幹は同じように

南無妙法蓮華経だけで良いと
してしまった日蓮さんの
カリスマが数百年残るのもすごいのです

しかしお釈迦様の教え
旅して、家をすて、自力で悟れ!
とは全く違う為
言葉のくくりは仏教ですがどうも違う感じが消えません

そもそもが、他人を助けながら修行する
いわゆる大乗仏教に代わりました

宗派が増え、それぞれ練り過ぎてしまったのも
真剣にいろいろ皆さん
よくしようと真剣に考え抜いた
結果なのでしょうが

でも海では自力で泳ぐしかないです

自力で根性出して切り抜ける!

誰も助けはいない!

まづは自分だと思います

自力で泳げないライフガードは
溺れた人は助けられませんから・・・・

独り黙って黙々と同じことをやる。

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