ここが飯縄 2000m

3時間登りっぱなし2時間半で来れると聞いたが
今日の山は辛かった

宮司さんに教えていただき
中社の横の奥へ行けば車停められ
山道がありますと
登った

大したことはないと侮っていた

急な岩の段差のある道はぬかるみが続く
道で拾った木の杖が頼り

途中で水もなくなり
頭が痛くなる

この山でたくさんの人々が
修行した記憶を岩やこの土は持っている
山が磐座である

山頂は小雨が降る
昔の人は草鞋でよくこんな山まできたな〜と

御酒を備え
木刀で祓い
祈る

伊賀忍たちもきたであろう
軌跡を感じ
飯綱権現と管狐の妖術を得た人々を憶う

妖術を教えてくれるおじいさん
こないかな〜

小さな竹筒に時入る狐こないかな〜

忍者の来たた雰囲気漂うな〜

伊賀〜飯縄〜江戸
歩いていたような気がするな〜

ここで延々と独り言

ハイキングコースのおかげで
山登りの方々がとすれ違い頂上では3人
お堂に全く手を合わせない
登山が目的とはいえ

海外のカラフルなアウトドアウェアーで全身決めて
ま〜いいか
これが今の日本か

ヨッこらせと
お酒と螺貝
木刀を背負い
また山を降りるか〜

腹減ったな〜喉からからだ〜
道に飴落ちてないかな〜
お堂に飴ないかな〜

もしあったら1ついただきたいな〜
いやいや、どうなんだろう?

しかし飴は一つぶもなかった。

山が好きな訳では無いのですが
どうも古来の祈り場は山が多く
なぜか海にはないというか?
山に比べ信仰が薄れている

それはきっと誰でもわかりやすい
頂上があるから

あ〜疲れたけど景色も見晴らせ
あ〜きてよかった〜
というランドマーク的な場で
そんな気持ちになれるからでしょうし
構造物=ほこらや社を建てられ
長い時間が経っても継承しやすいのでしょう
しかし
海は泳いでいく祈り場所はなかなか普通は分からず
仮にあっても海底に社もなく

普通の方は行かれません

竜宮城もあるんでしょうがまだ僕も見つけていません

が昔は言い伝えでいろいろな場があったのでしょうね

海岸の神社だと車で乗りつけ
あ〜登ったな〜という
達成感を感じない

海の祈り場にはあまり人が
集まらない理由かもしれません

アンデスの山に塩の塊があるように
結局山は全て海の底で隆起したので海です
戸隠山でもジュゴンのご先祖の骨が日本でたまたま
最初に発見され、もちろん塩は取れませんが
貝も出ます

久しぶりに大変なお山
下りは約2時間

もう3時半になり店も空いてなく
実はあんまり好きじゃないお蕎麦と
好きな葡萄ジュース、ソフトクリームを食べました
今日の新しいお宿も夜ご飯は何時かな〜
腹減ると体力落ちるな
海だと事故だな
と改めてよう勉強

確かに海へ行く前は
水をがぶ飲みし
腹ごしらえをしている

またここは大切にしていきたいと思います
修行の場です

ありがとうございました。

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