波形
災害を超えた災害が続々と押し寄せています
自然界と命名した言葉の彼岸
心、精神、命、海、山、全てを繋ぐのは風
合気道の道場へと思い
塩田剛三先生の自伝を拝読し終えた今日
ご命日が明日1994年7/17と知りました
源から甲府武田家に伝わり
子孫武田惣角氏より大東流気合い術となり
その門弟が合気道の祖である植芝盛平先生
その先生の門弟が塩田先生で
波乱の人生と
植芝先生の志と溶け合い
神を尊び、心を錬磨し、厳しい修行の日々を
まっすぐに心と体でご信行なされた方である
真剣で行う闇の鞍馬山の夜の稽古
など今でも考えられない荒業であったそうです
大正、昭和、平成と時は流れ
令和の今
いくつかの道場もコロナで閉鎖中とお聞きしました。
何よりも
ルールがあるスポーツや競技ではなく
そもそも試合がない
純粋に日本で生まれた和の武術
禅は静中に静を探す
合気道は道中に静を探す
この点がとび抜けて心を惹かれます
波の中の、間合いや円運動
心の軸や精神的瞬間の波を
どう諌めるかが、尽く似ていると思います
波を片手で泳ぐのもどこか、古い武道であるわけです
百聞は一見にしかず
なんでも頭で考えず
飛び込めば
一発で全てがどんどん呼び寄せあい
クリアーになります
とにかく教科書は捨て
全身で感じる
これは神行は
頭から入るな!
体から入れ!
と言われていた
川面梵児先生と同じである
今の僕たちはこうした
偉大な先人のまっすぐな日本の心を
忘れてはいけません