所詮カメラは機械

日本経済新聞の私の履歴書 樂吉左衛門さんの記事は
読んでいて勉強になりました

思い通りにできたものがいい茶碗ではなく
イメージは目に見えず手探りで想定可能な企てを全て捨てると
書いておられました

確かに
写真も同じで
絵コンテのまま構図を描いて
写す写真は 写し?であり

写真の醍醐味は
1瞬の表情や漂う何かを
そこに鷲掴みに封じ込めてしまう
魔法のような事実

いい写真の定義はないですが
いい写真は何かを発しています

と偉そうに書いても
写真を買っていただきご飯を
食べさせていただいている以上
言語的には作品となりますが

作品という内からでたぞ!
というのもは写真に写っていたら
怖いですから

僕はノーファインダーで押し
題名もつけず

1枚、1枚2度とない瞬間を向こうから
いまだ!と押させていただいているような感覚です

ですので作品(作者の思惑や恣意は介在しない)だけど
作品ではないんです

くどい!ですね〜

この身ひとつ
被写体に溶け込む

波も人も同じだな

最近少しわかってきました

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