観る
自灯明
じとうみょう
自らの内面を正直にみつめ
自らが決めた判断にブレずにしたがう
暗夜、誰かの灯火を頼りにするのではなく
自分の力で自らの灯火を照らす
誰かいたとしても、いなくなった場合も想定する
自分自身は自分で支える
精神力の強さ正直さにもつながる
内観
偏見や予測だけの頭ではない
その時々に自らを会わせ
他者になるべく迷惑をかけない様
冷静に生きる
なるようになるわけですから
大丈夫だと
個々がしっかりする。
海で1人
誰も助けてはくれません
遊泳禁止の蚊帳の外は
太古のままの天然の海
荒磯の明け方
真っ暗だった海が
太陽の鋭い光線により
光が差し拡散する
死ぬ可能性
怪我をする可能性
戻れる可能性
戻れない可能性
可能性を読み
自らの泳力と心を自ら
おし続ける
いつの日からか、四角い人工の塩素水のプール
ができたおかげで、水泳がタイムを競い合うスポーツ競技に変質した
水泳の醍醐味は本来は海や川で味わい
命の危険を感じ、魚を捕り
瀧を浴びて修行と行った具合に
自然との対話と生きる知恵の育成にある
流れを掴み
波動を感じ
泳いで潜り
石や波をかわす
魚たちを覗き
たまにサメに睨まれ
体温が奪われる
正直な泳力
心
生きる力を
いやおうなしに観る訳です
それだけで
人間は地球の美しさと怖さの2つを知り
自然を大切にするようになる
水泳競技では知り得ない
宇宙のおすそわけ
競い合う事では絶対に知り得ない
大切な事を、海や山は教えてくれる
生涯忘れない美しさで
海はあなたを待っています
お金払って泳ぐなんて
昔の人はびっくりです