飾り付けた言葉も

頭で設計された立ち振る舞いは
海はいらない

そう気付かせてくれるのも海や山
無心で時計を見ない時間を
どこまでも、どこまでも自然忘却し
夢中で歩き泳ぐと、なんだかすっきり
生まれ変わった様な充足感

人間には幾重にもレイヤーされた過去生があるとかないとか

生まれ変わり
当時のくせが無意識にでたりとか
約束していたこともあるかもしれない

まー
それはさておき

あきらかなのは
波の裏側と何かの約束があると
憶わずにはいられない

常識?とは
日常の知りうる頭の中の四角い知識体験

常に非常口から脱出している波の裏
この世では日常では使わない感や体術を使わざるえなくなる

それが全てを捨てて波へ行け
と自分の口から出た言葉を憶いだす
何年かの数度こうした分岐点がある

声がする?というか
声が湧いて来るのです
「確信」

ともかく波の中では急がしい(人間界と周波数?というか時間が違う波の中)
から余計なことを考えたり
余分な動き、無駄な心は生き延びる邪魔をする

生きるのびるのに邪魔をする、もう1人の自分

そんな邪魔ものにとりこまれがちな
現代の日常
誰かの情報なんか必要ない

非常識で不可思議な出来事や出会いが
少し先で待っている

邪魔物、邪魔者、字は誤解をまねくが
余計な物がお多すぎる昨今
だれでもそりゃ迷います

植木鉢で木を飼い
スイッチパチリで電気がつく
自然の怖さにフタをして川や山を削ったわけだが

波の裏を泳げば一発
地球の真理をぴしゃりと全身で理解し笑う

言葉はその時だけだが、その時を残し続けながら伝えたい為
文字には持続性があるから文字が生まれたと
白川静さんの本にある

しかし言葉の持つ奥行きは
その口をついた人の生き様であり
旅のはなし

捨てないと
死ぬよ

捨てないと
怖い

捨てないと
無色な自分がみえないよ

既にさっきこの波をくぐる前の
ドキドキしていた自分はすでに過去

体験を重ね重ね
染み込ませて行くには
天然の自然に身を置く事

天然の自然が砂時計ののごとく
落ちて行く今
現代の人間様の好ましい未来と比例して
青い海もやがて消えて行くだろう

地球は生きていて
我々を見
その心根までもレントゲンのように知っている

これが波の裏の体験。

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