宮武さん

宮武のおやじさん
雨の吉野山から伊賀上野城へ
実は数ヶ月前偶然、山梨県の七面山の麓の瀧に1人打たれ
震えながらいると,写真のおやじさんとすれ違った。
聞けば奥様のご実家が祈祷所で岩田屋さんという宿をなさっていると。
ご好意で奥様のおじいさんが建てたお堂がある
さらに山奥の男瀧を浴びさせていただいた
塩を体にかけ
瀧に撒き
お酒をたむけた
そしてふんどしだけで
おやじさんは滝壺につかまり完全に見えなくなる
荒行
怖いな〜あれをやるのか〜
いや
あんたは出てくれなくなるから
はしっこや!
アゴを引くんだぞ!
首が折れるぞ!
なるほど
海と同じだ。
僕は大声で龍の真言を唱え
おやじさんは南無妙法蓮華経を大声で唱える!
もの凄い水圧な為,両肩を押さえて頂きながらやっと。
大雨で寒くてたまらなかったが
浴びると自然に体がぽかぽかしてきた
カンカンカン!ドボン!っと
瀧からあがると黄色い巨大な石が落ちてきた。
誰のもあたらず、拾った宮武さんは龍神様だね。
と大事に持ち帰られた。
聞けば聖徳太子の血筋の由緒或る、行者さんであり,高僧であると
話の流れで「実は伊賀へよく行くんです」
と言うと
「え〜なんでや〜」
「わしも伊賀に家があるで!
今度伊賀で会おう!」
と約束通り
指定された待ち合わせは伊賀上野城の駐車場で17:00に
雨の中を吉野から向かう
う〜ん忍者のご縁か?
結局お宅というよりお堂によんでくださり
表が神様、裏が仏様の神仏集合の宮武さんだけが持つケンサクをみせて頂き
様々な自然へのお祈りの奥義を教えて頂いた
それにしても
山梨ですれ違い
互いに縁の或る伊賀で出会う奇跡。
不思議だ。
知らずとはいえ「おやじさん」と、勝手に呼んでいましたが
その世界では著名で宮家の血が流れる
荒行の行者さんで最上稲荷,天台、真言,日蓮宗の高僧
宮武玄澄さんでした
宮武さんありがとうございました。
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