生け花
長野は松本の櫻
これは生け花
命の吸収により
命が生かされる
水も命なのかもしれない
一信教ではない
あまたの自然の神々の祈りが
この国に結界を結んで来た
個人的な願い事ばかりの昨今の祈り
ご利益と称した
神社のプロパガンダに神様も困惑しつつ
その各種願掛けに、祈りの質が変身
季節のもようしに、収益の見込める檀家のいるお寺と違い
寄付やお護り業者の作るお護りの販売、おみくじ、お賽銭がないと
維持が出来ない昨今の神社の事情
櫻は1年に1度
なにがあろうとも
人工的な護岸の川のそばでも
文句も言わず律儀に必ず
咲いては散る
四季が生き物の命を巡らせ
風が命の言霊を運んでいる
生け花として散る桜は
あまたの枝で咲いているよりも
1枝の命を感じる事ができる
魚の活け造りと差は何か?
ももろもろの罪けがれ はらいみそぎてすがすがし
遠つかみえみたまへ いずのみたまを さきはえたまへ
あまつひつぎの さかえまさむこと あめつちの むたとこしえなるべし
出羽三山、羽黒修験