ピンボケ!
今日も大雨
昨晩もあの恐ろしくも
生きた甲斐のある波を想いながら寝た
毎日自炊しながら
朝には天狗と龍とお不動さんの御御影にお祈りをし
体をストレッチ
人はなにかのよりしろが、おまじないに背中を押される
今日は潮が15時で満潮らしく
14時にバイクにのりいつものポイントへ
サーファーがいれば入れる証拠だし
海でも安心感が違う
サーフィンは満潮の前後一時間が勝負だが
泳ぐ場合は30分だろう
戻れなくなるから
身をもって
あの転がるような波に
期待と不安が染み渡った昨日
いた!
沖にごま粒と
これから入るローカルブギーボーダーのテンさん
この数日ここでは板に乗る人に出会っていない
ニュージーランドのブギーボーダーばかり
が
あの体が反り返るほどの高速なロールへドロップして行く
珊瑚礁が浅くて板は壊れるからなのか?
途中ウニがたくさんいる穴やくぼみを避けながら沖へむかうが
沖の水がせりあがり
足がたつような浅瀬で、高速で回転する波が来た!
どうしよう!?
なんとか頭から突っ込んだが
手首のカメラが抵抗を受け
手首が逆にそり,握れなくなるほどの波の抵抗を受けた!
その瞬間!
手首が軽くなりカメラと手首を結ぶコードが切れた!
まづは波をかわし
立ちながらカメラを探すと
既に10メートルほど浅瀬に浮いていた
今まで切れた事がないが
本当にすごいギリギリのロールだった
なんとかウニや珊瑚を壊さないように歩き
カメラを取り戻しまた沖を目指した
今度はその浅瀬から深みに行く途中で
とんでもなく深い闇の崖に吸い込まれそうになった
怖すぎる!
ここはギリギリである
集中して一時間
満足感で戻り
宿にもどるとなんと!
全部ピントがオートからマニュアルになり
約80枚がいわゆるピンボケ!
ガン〜ン
笑うしかない
きっとなんか意味があり
神様がいたずら?
あの衝撃で動いたのか?
設定を忘れたか?
いずれにしても
「キャパのちょっとピンボケ」の
レベルのあの世
全部ピンボケ!であるから
やっちまった!のである
又明日頑張りましょう。
であるから
冷静に冷静に準備をしなくてはいけない
波を撮り急いだ為のミスで
いつも確認する部分を怠った
命に関わる事をしているのだから
気をつけろというメッセージでしょうね