龍の淵
七面山を2時間で降りた、それも
日蓮さんの法華経を信仰したまではいいが
その間に生きた人間を入れたから「きまづい」
新興宗教の500人の団体が拡声器で、発音を変えたお経を騒ぎながら
降りてくる。
だから言ったろ
「他人に迷惑かけないで,誘ったりしないでやりなさいって」
700年続く霊山も日蓮さんも驚きだ!
で
足早に追い抜くと17丁目で(頂上まで50丁の目印)
途中大きな蛇が目の前を横切り驚いた
麓から車で30分、かつて硯の産地だった雨畑へ「あめはた」
実は銀座三越前で千日間托鉢をされている真言僧、望月さんに
偶然で会い、教えて頂いた場
池大神、と龍の住まう淵へ向かった
白菊を持って捧げてくださいと・・・
それらしき道を探した,探した
いくつもの、通行止めのバーと
いくつもの砂防ダムと干上がった川をさかのぼるが
魚達は2度と戻れまい
土石流で壊された道とガードレールの傷は
人間が何でも手に入れてはいけないという証明であり
人間の痛々しい愚行の道を歩いた
そこには2本の瀧があった
1つの青い淵があった
もう1つおそらく昔は瀧があったであっろう落差のダ砂防ダムが
恐ろしい事に、龍の住まう聖地を破壊しコンクリートで固めた訳だが
看板には東京発電と書いてある
稲又谷取水口とあり、この水をどこかへ移動させているようだ
間違いなくここは独特な秘境の滝壺の淵だったはずだ
白菊を供え
龍の真言を唱えたが
こんな姿に変えてしまった、人間界をどう
思われているのか?
悲しいな〜
今の地球と日本人の縮図を見た
インドから輸入された仏教は「歴史上の」ブッタ先生の教えや
「歴史上」の阿弥陀さんのような、過去世で積んだ善業や徳を報いで仏になった仏を利用し
来世で生まれ変わって,次に生まれ変わる世界を幸せに!いい暮らしを!
前世でいい事をしましょう!と
と言った具合に、よくわからん来年に向け頑張らせる、お金を操る新興宗教が蔓延
もしカエルに生まれ変わったらどうするんだ?
なんて誰も質問はしないだろうが
この辺りを彼らは匠に利用し「お金はお金じゃないからね」と
集める訳だから、一等地にビルが建つ
募金集めのうまい
パンダマークの環境保護団体WWFも一等地にあるのを思い出す
密教はそれらの仏さんがいたとしたら
彼ら彼女ら仏様の宇宙の根源の大日様から直に秘法を学ぶ
行きてる間に頑張ろうぜ!と言う訳だから、やや、すっきりする
大日如来は「理の法身」
理は事物の現象の背後にあり
現象の原因はこの理であるという
全てはこの理から生まれてくるのだから
母であり子供である
これを大悲胎蔵と呼ぶらしい
泳いだから,溺れた?という訳か?
空海さんは理から流れ出たものが
「智の法身」だといわれている
結果、修行により大悲胎蔵の世界に戻るという
智とは,ただの頭の知識や知恵ではない
倫理を越えた、ある向こうに行き着いた「ある塩梅」を示す
それが太陽であり宇宙の自然の根源の大日如来と一体になる事らしいです
注 塩梅とはそれぞれの個人の感じ方だが、ほぼ宗教の垣根を越え
同じだと観ずる
これが修行という事で、ざっくり言えば実は,普通の日々の正しい暮らしであろう
ネイティブアメリカンの言う母なる大地、父なる太陽と宇宙の創造主タイオワ
はさらにすっきりする
宗教は日々の自分の中にあればいい
ま〜宗教と野球の話は喧嘩になるのでやめなさい!
と昔、親に言われた・・・・のでこの辺で
で
この偉い公共工事の傷が「現象」を見
美しかったであろう、過去の瀧とこの場を偲び
業者だって仕事だからな〜
あ〜人間、俺もこんな事してるのかな〜と
胸に手をあてて
実際ひねれば水が出て、火がつくコンクリートの家に
いるのだから、同じか?「理」か?
結局は人間が悠久の注連やかな歴史を
破壊し本当にすみません!
ごめんなさい!と唱えた