見えないものを信じる
地球創世時の音だけ
唯一「うつしよ」にいる証は、ジェット機の飛行機雲だけ
ひっそりと、しめやかに
歴史と信仰がしみ込んだ空間である
次元が違うのかもしれない
ここが龍神となった七面大明神がかつて住まう一の池
全部で六つあると
古来から修験者達が何かの験力で見つけてしまったのが最初
どうやってこの山奥に池があり、とこしえのエナジーを観たのか?
今だ謎であり
学者がひもをとこうと躍起になってもとけないひもである
それは謎でいいのだ
それは、現代の我々の鈍った感覚の向こう側の生きた時間だから・・・・
それが信仰心であり、地球を森羅万象を祖霊を慈しむ行為である
損得や掛け値なく、見えない何かへ
地球へ瀧へ,池へ寺社へ、全ての存在へ
言葉に心を添え、想いのたけを伝える時間が
積み重ねられた来たのが日本人であり
これが信仰の真理である
数百年後,数千年後の日本人へこの空間を手渡さなければいけないのだから