地球への祈り
天草には1566年ポルトガルの宣教師の布教にきた
仏教さえも伝わらなかったこの離れ島に
キリスト教の人間平等、女性尊重などの思想が
産業もない漁村の恵まれない島に強いメッセージを含んでいたようだ
宣教師達により
日本最初のローマ字による印刷物ができたらしい
やがて徳川が弾圧とジェノサイドをおこし
天草四郎時貞と37000もの島民が
反乱?というより抑圧に対し勇気を持って
抵抗した島原の乱がおこり
最後は寝返った絵師を覗き処刑されたと言われている
その際あまりに抵抗が激しく
甲賀忍者が幕府に雇われた記述もあるが
天草側にも鉄砲があったり、情報戦なわけで
なんらかの忍び達がかかわったのではなかろうか?
ここはお不動様、空海も祀られていた
独特な海から山を昇った場所
天草四郎達が隠れた
洞窟がこの森の奥にあるという
人があまり来ていないようで
お堂は荒れていた
キリストさんや宗教はなんであれ
傲慢で理不尽な巨大な力に
立ち向かった彼らはレジスタンスであり
その勇気と義を日本人は忘れていないか?
宗教に一番も二番もない
宗教は日々の生活にあるだけで
ある特定な人を介した時点で
地球と宇宙の真理からはずれてしまう
日蓮、親鸞、栄西、空海も比叡山で同じ釜の飯を食いながら
も争いをしてきた事実
アイヌを騙して
彼らの数千年の地球や命への感謝と祈りを踏みにじった
徳川や松前藩の愚行と同じ
自らの首を絞めている
日本の権力者の図式だけが
継承されている現実
地球を馬鹿にし
海や川を安易に破壊し埋め立てている訳だ
地球への祈り
宇宙への祈り
に雑味がでないように
生身で海や川へいくことで
多くの謎や
数々の美しい現実に
心を打たれる訳です
アロハである