考えを及ばせない
闇の宇宙へ繋がる空間を空と名付けた
雲は微細な海や川の水であり、重くなれば下方へ落ち山河に戻る
近づいて撮るには飛んでいくしかない
海の中には空気の雲がある
これは上方の空へ向かう
まだ言葉がないから
それだけ穢されてない訳で
机を抱えた学者先生が行けない場所
なんだ
H2oの居場所が違うだけだと知れば
俺たちは水中に生きているのだと知る
水中では水という密度に支えられ,包まれているから
たとえ6メートルの波に押しつぶされ水間を落ちたとしても
海底の固い珊瑚の岩に、ダイレクトにヒットしない。
つまり体をまとわりつく水がクッションにもなってくれる
水で汚れが落ちるように
心と体の汚れを,天然の地球の記憶を知る水で、洗濯してもらう訳だから
効果は抜群である!
とはいえ・・・・怖すぎる
波をやり過ごしても、サメ様を始め生きる為に
餌を探している方々は真剣だから怖い!
人間が生まれてから
日本の学校の四角い水槽内で
記憶力を競いあった時間では
到底「考えも」及ばない世界が存在している
宇宙の大海であり、自由にどこへも行ける
「水を得た魚」とはこの事か と知り
狭い頭で考えを巡らせた過去はおさらば!
なんて,ある日気づく。
旅へ行く
今の日常で何が出来るかなんて意味が無い
あてのない地でこそ、野生の本領を発揮する訳だから
とにかく行けば、その「考えが」及ばない世界が無限に待っている
今から12年前、こういう写真を撮ろうと思い
波へ向かった訳ではなかった
何がなんだかわらないから
未体験で困難な修行の地は海じゃないか?
と
ハッと!感じた日から変身した
足をつけて生きろと!と言わる世界から
この足がつかない場へやっぱり逃げた!
凝り固まった嘘の人間界でいう海岸から離散した
元来た場所なんてもう戻れない
延々と海が陸地に続いているのだから
どこだっていいんじゃないか?
旅ってそんなもんだ
きままに自由に,自分の決めた方向へ流れていけばいい