外来種
日本人は、どうつっぱった所で山を海が恋しい訳で
潜在的に宇宙と地球が生きている事を知っている
日本人はその美意識とたぐいまれな自然と感応できるセンスを持っている
まるで箱庭のような小さな地球を奏でる間を
独特な感覚と、長い時間をその1つの時間として表現し
鍛錬と修練をかさね,地球になるべく失礼の無いように創りあげた歴史を生きてきた。
万物に命があり
全てに魂が存在し
風が波が生きていると覚えていたのも
そんな昔のはなしではないはずだ。
東京で高さを競ったスカイツリー
千葉にあるのに東京ディズニーランドの箱庭
騒がしい電気で動く機械の人工的な世界
あんなものを一日眺めたところで
表面的な楽しみは金で買えるかもしれないが
心にのこり続けながら、魂をゆさぶるものはなにもないだろう
浦安の漁民を追い出し埋め立てたで電気のネズミの国。
本来は聖域である島が
輸入されたおかしな、名物やジャンクフードで汚された宮島
台湾からつれてこられた水牛にのる,西表島や竹富島
沖縄に米軍が居座り続けるように
大なり小なり日本の島々も、本来の島になかった、外来種で
絶滅においやられ、ぼろぼろになっている事実を
昔の日本が鮮麗に残る宮島で知る。