牡蠣養殖の事情
先日中国新聞朝刊(6/26)にも掲載されていた
瀬戸内名物のカラフルなプラスチックパイプ
主には広島から流れ出た
養殖時にホタテ貝との間に使われるプラスチックパイプ
アメリカまで流れ着いた事実もあり
今後の環境への配慮が問われている
昔は竹だったパイプは、耐久性と面倒から
この長さ20cm,径は1cmのプラスチックの筒に
1960年代から安価で手軽に使用されてきたようだ
流出の理由
海に落とす
台風などで筏が破損
船のスクリューに巻かれたり,船の衝突
最終的にホタテ貝や牡蠣ガラを
処分場に捨てる際に,面倒だから
外さないで捨てる
洗い流す際に水圧で飛ぶ
ごく1部だが故意に捨てる
など
広島県に約12,000ある筏から
結果的にものすごい数のパイプが
なんらかの理由で流出し
広島を中心に尾道、山口などの海で普通にみられる
厳島神社にもこの通り
山口県は広島県に対し
なんとかしてくれ!と要望書をだしている
牡蠣業者組合は使用済みプラスチックパイプの
流出対策を協議し今後清掃や
パイプの買い取りをはじめている
根本的にこれがそもそも環境に悪いという
モラルが大切だが
吸い終わったタバコを海に投げたり
している漁師もいる事実
この辺りを世界的にも
気を配り、アピールすれば
牡蠣のブランド力はさらに上がり
売り上げにもつながるはずだ
我々日本人
いや世界中
宇宙中の
みんなの海であるから