昔ばなし
フィルムはkodak ektaclome
実際には感度は50だと聞いた
カメラはCanon Eos7
レンズはCanon 20mm f2.8
ケースはアクリルの特注品
これを握りしめ世界中へ旅をした
暗中模索
ならぬ
波中模索
本当に波があるのか?
水は透明で
泳いで行かれるのか?
ボートを頼めるのか?
サーファーがあまりいない場所か?
最初はフィンも国産のGullのフィンだったが
幾度も波にさらわれ、脱げてなくなった
沖の波の中で
なくなったら本当に怖い
ホノルアベイへ通いながら
マウイでフィンを探した
歩いてもいいですか?と店内を歩き
最初はRedlly
今はViper の固いタイプ
図鑑で魚のハタの様に
クイックで動くにはこれ
足首が柔くないと相当きついが
水をとらえる力は抜群だ。
水中メガネはやはりGull
日本の葛飾区立石のメーカーで
一貫した機能美とゴムがとにかくよく
ずっと愛用している
数年前,偶然に商品の撮影を依頼され
た事もあり不思議なご縁だった
水中メガネは分解も出来
度までいれられる
本当に丈夫ですごい!
今のメガネも何度も無くしけたが
浅瀬や裸眼で水中を探し見つかる相棒
水中メガネがないと
足ひれより危険だ
海底の地形や
波の動きと大きさ
逃げ道など
サメをみつけたり
命に関わる大切なもの
様々な分野の
コアな道具を創る方が世界にはいて
その結果
こうした写真が生まれて来た
つまり
合わせ技1本である
写真はサモア諸島のウポル島
昔、初めてのフィジーで、空港で5時間待ちの際たまたま会い
偶然同じ日程で、同じ島だったハワイアンの
ボディーボダーTate宅に泊まらせてもらい
南下すること5時間
僅か20分の隣の島へ行くのに一泊し
国内線に乗り換え
車ででこぼこ道を2時間
本当に遠いぞ!
が2度行った
日本からの旅費が70万!
しかし川沿いの高床式のサーフキャンプの食事は今までで一番!
村人も最高だ。
遠望できるポイントは遥か沖にあるが
ボートですぐなのだが
とにかく川のせいか?
洗剤のせいか?
水は濁っている
ボートから飛び込み
波の場所まで、青黒く濁った深いチャンネルを泳ぐときが
一番怖かった
一度、いやな予感がして振り向くと
大きなロウニンアジとツムブリが足ひれの、音と泡に反応し
凄い勢いで深場から表れ
水中で’コラッ!’というと逃げ
またしばらくすると現れる
俺
ルアーだな
と笑う
カヌーで漁をし
川で洗濯をする(石けんや合成洗剤をじゃぶじゃぶ流すのが気になるが)
昔ばなしの様な国が地球にはまだ残っていた
いつまでも
開発の遅れた不便な遠い島に
行かねば美しい時間は残っていない事実
便利をはき違えた
都会のあり人間の我々
昔には戻れなくとも
これ以上地球を破壊し海を汚さない努力は
出来る訳だが
このままでは
汚染物質やプラスチックやビニールが海に漂う
沼になる
海7
陸地3+埋め立て1?
海が広いからわかりにくいが
小さな島々が輸入品や洗剤で汚れて来ているのは間違いの無い事実
キリストが輸入され
自然を大事にともに生きる知恵や教えを忘れた南の島々
アーメンの前に
拝むのは太陽と海と大地であろう