一隅

ハワイ島に行こうとするうち
火の神 ペレのキラウエアが噴火
地割れとマグマが噴き出し

家を失った方々もいるという
オアフのようにアメリカ化されていない自然の緑の島が
なんとか落ち着いてくれる事を祈ります

日本を撮れというお知らせなのか?
見た事も無い
日本の波の姿が
毎日、人間に見られずに繰り返されている

ビルの隙間から出る太陽とコンクリートの町では
鈍ってしまう自然感

地球は生きていて
我々を見ている

海も同じく
恐ろしい迄の美しさと力で
絶えず生きている

死ぬ可能性がある
こそ
人は謙虚になる

海と戦う為に行くのではない

海は心構えがいる

海が人を殺す気はもうとうない
ただそこにあるだけ
意味を含みながら
意味をおしつけない

人間が長い時間いられる場所ではない事実を知り

戻るのも勇気である

嘘も掛け値もない世界

これぞ海の真骨頂

生きてる実感と
おぼろえな自分が生きる意味を知りたくて

光を探しているのかもしれない

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