jyugoya

その昔は今より涼しいから、より秋を感じたのだろう
平安から続く月見の信仰
豊穣の感謝であり、月に様々な供物を捧げた時間は東京では
人間が自ら作った高いビルに、時代に、慌ただしさに、
今では風前のともしび
月だけが観てきた先祖達の祈りのと感応力の高さ
40年前の幼い頃祖母と団子を作り、虫の声の中、すすきを飾り
夜も深く静かだった
フィジーの村でも老婆に昔は月や太陽を崇める風習があったと聞いた
羽黒山の修験者星野さんも、太陽暦になるまえは月の暦で生活されていたと聞いた
エネルギーと野生に満ちたままの太陽と月
なぜなら、人がいないから、破壊されずにそのままの姿で映しあう
波が満ちては引くように
彼方からの波動がきっとあるのだろう


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