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春が近いとはいえ日本の真冬の寒さ。小さな小屋でオイルヒーターを入れたまま毛布にくるまる。星に見られている様な夜空。
真夜中、ポッサムがグァー、グァーと鳴き屋根を歩く。
海岸へ犬と行くが潮がさらに引いていた。

 先住民族 マオリの資料館へいく。山間の極度にローカルな場所なので地元の人がいないとわからないが、展示物は歴史的な価値のある物が多く素晴らしい。
パワーを秘めたクリスタル、緑色のジェイドで作られたティキや戦いの斧を始め、釣り針は巨大な鯨などの骨を用い。 神の杖や人形など呪術的なシャーマニズムとアニミズムといった、フィジーや日本にも共通する、自然や自然の神様への畏敬や感謝の想いに、はるか昔の地球の話しを改めて憶いだす、時期なのではないのだろうか。遠くイヌイットの人々とも通じるのは、中途半端なハイブリッドカーもおばかな電子レンジもない、強い地球を感じれた時代の、生きて行く為に自然発生した行為そのもなのだろう。
コンセントや電波に囲まれた日本人にいい事なんてないわけで。
Fish&chipsを注文したが、量もしかり、オイリーな塩塩chipsを、慣れた手つきでチャップ袋を開けては、ほおばる知り合いニコさんの姿に、フィジーの子供とは明らかに異なる環境に又はっとする。
幼いころの見るもの、聞くもの、感じる物は大事です。
追伸 ミュージアムの方へ
入場料400円安すぎます。
なによりも、もうすこしきっちり保管したほうがいいぞ! と ここで働くオーバーオールにモヒカンの兄さんに、神様の杖が言う日が来る事をねがう。
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