充分じゃないか
日本の波
これは真冬
頭がキンキンになる以前に
早起きと暗いうちの準備がつらい
若い時は海外の未知の空気と水を
知りたくてたまらなかった
南の島も随分と汚れて来たな〜と感じ
月日がたち
日本の美しさとよさに惹かれた
といっても昔の浮世絵の様な日本はもう絶滅し
フィジーやタヒチの離島の様な
昔のままの雰囲気はない
今やビルやコンクリートの防波堤の隙間の海
ビルの隙間から見る太陽と月
魚介類のうまい食べ方を知り尽くした
店主の料理やや温泉まである
海外はシャワーだけで
体の疲れがとれにくい
日本の行政の大きな過ちは
沖縄や地方に公共事業の金をばらまき
本当は意味の無いとはわかりつつも
破壊して作る人工の海岸やテトラポットが象徴
海に砂がとられるから?
おいおい
砂は海のものだ
だから丸い地球の下の方に行けば
若干だが昔のままの海があった
チャイナマネーをばらまかれ
おかしくなったフィジーやパラオのように
昭和30年代の銀座の川を埋めて
高速をつくった日本の愚行は
ようは地球のどこかでじゅんぐりに繰り返されている
ゴミや放射能も結局は地球の中にたまるだけ
そろそろ本気で考えたいが
なかなかどうして、足並みはそろわない
危険度が10万年消えないものをどうしてつくるのか?
いつかはこの美しい海も汚れ
防波堤により波も絶滅する日がくるのだろうか?
人が増えすぎ
自給自足ができず
何処のスーパーでも人工マグロが買える時代
地球は限りある惑星だが
あってないことが
あってるような錯誤の社会
裸で波にいくと
心身が清められながら
己の小ささを笑う