Haguro yamabushi
羽黒山の山伏(宿坊 大聖坊)
大先達の山伏名 星野尚文氏
羽黒山の深山で、霊験な修行をつみ重ねてきた星野さん
羽黒修験道は出羽三山と呼ぶ
湯殿山1500メートル、月山1984メートル、羽黒山436メートルで古来から続く
人がごく自然に感じ、尊んできた山河と
人の暮らしにはなくてはならない生き方であり
宗教を遥かにこえたロマンである
ここで、そこで脈々と祈られたマントラであり、自然回帰の1手段
この地球に大切な、ネイティブな心と地球のバランスを
忘れない為の水のような存在と信ずる
修験道とは吉野の山の忍者先生 えんのおづぬじいさん から始まり
山国日本各地へ密教や仏教と妙齢に混ざり合い今日に至る
スイッチを入れたように明治政府が修験やほねつぎは野蛮だと禁止し
神仏分離で西洋化を無理くり進める前までは
この140年前に作られた禅の「じねん」 を「しぜん」と名づけ
都合のいい線を引いたのもこれ
まー鳥の名前も魚の名前もいい加減なものだ
なにはともあれ
仏様がインドカレーと一緒に輸入される前から
ここにあり
そこにあった
夏には一般の方も参加できる、体験的な山伏の会も開催されています
とても優しげで暖かい星野さん曰く
「ま〜羽黒は教典とかそんな面倒な話しはいいんだ。
まづは山へ入り、滝にうたれる
まづは自分でやってみること、どんな世界も同じだよ〜」
羽黒は入り口はひろいから、あとは自分で感じ
次にやるかやらないかは自分で決めればいい」
聖域 地球と俗世界
人をつなぎ、いざなう、わかりやすい最高の案内人
俺だって半分俗で半分聖だ
迷ったら旅へ一歩踏み出す
波へ向かった時間が蘇った
向かわなければなにも、おこらないわけだから
人には六根という思いがあるいじょう、おのずと行くしかない
「誰もが六根があり、それが間違いも起こすわけで
それを懺悔して、きれいにしてもらうため母なる山へ向かうわけだ」
たしかに
泳ぎたての頃、自然に波の中でごめんなさいと叫んでいた
やはり