Waipio
北へ延々と車を90kmで走らせ2時間半
ワイピオ渓谷へ向かった
古来神聖な場所して今に続く、渓谷
旅は新しい文明の道具で海の向こうへ渡りながら
古い地球とそこで生きづく物語を垣間みる
相反する行為の先の非日常と思いがちな、実は懐かしく記憶の
奥にある自分を見に行くようなものかもしれない
千葉にあるのに東京と呼ぶ、電気仕掛けのネズミの国じゃ知り得ない
生涯に焼き付く感情や感覚をこの目で知る事が
子供達や大人達にも、今大切な事だ
アメリカ人の考えためずらしいぬいぐるみや
電気と、人が作った仮想で人工の世界も、それは、物珍しく
楽しいだろうが
それ以上のものは知る事はできない
それ以上とは何か?
無限な地球の旅を続けるうちに聞こえる
未知の驚くべき風の音であり
理屈のない嘘のない世界の入り口で
限度のない美しさに包まれ
束縛から放たれた開放感と己を観る
内観しながら、現実の自然にぽつんといる自分を見る
そして
皆きまってこう言う
「なんだもっと早くここにくれば良かった」
電気の箱は所詮、電気の箱でそれ以上はないわけだから・・・・
人為とは限界をいかに巧妙に隠すか否かにすぎないトリックだから