海の繋がり
あまりの忙しさに
ブログを忘れてました
代々木上原駅前のファイヤーキングカフェさんで
7/18~8/20まで個展が始まりました
この写真は、18日明け方3時の設置模様
オーナー阿部さんも自ら手伝って頂き
毎年、もう12?、13? 年目の深夜の設置にも
だいぶ慣れました
阿部さんの家系は
ねっからの海軍軍人
おじいさんは真珠湾攻撃時から戦いぬき
最後は巨大空母 信濃艦長として
四国沖で48歳の生涯を自ら終えねばならなかった
阿部俊雄さん
ちょうど今の僕の年です。
信濃は戦艦、大和、武蔵と同じ3番艦として
建造中でしたが、大砲で打ちあう日本海海戦とは
その戦法はかわり、イタリアが初めて示し
日本が真珠湾で博打をうち、成功した
航空機による攻撃に変わったのに
古い考えと、妙な日本の凝り固まった
現実と、自らをかんなみない
大艦巨砲主義に引きづられ
又レーダーの開発より
精神力だという
不条理で非合理的な圧力を
みとめざる得ない、昭和20年
戦艦を空母に改装した
のですが、特攻機桜花をらつみながら
わずか1本の魚雷で緩やかに沈みむした。
丁度僕夫の年に責任をとり
日本海軍の古いしきたりにより
艦と命をともにした古武士です
弟にあたるおじさんも海軍の提督です
そんな不思議な海の命を
おじいさん達に見て頂けたらと
平和な世の中
本当は長く生きられた命を
自ら、国の為、大義の為に終わらせなければ
ならなかった阿部さん
趣味というか
わざと命を捨てかけながら撮影するなんて
贅沢で平和だからできるのです
どんな理由や跡付けの考証
よりも
あののぴっきならない国難の時代と、大本営の虚像に
消えた約130万人の命
右とか左ではない真っすぐな部分で
靖国神社に詣でこうべをたれるのが
今の生きた振りをしている我々の役目だと
いうのは胸で感じることであり
頭で考えた行為ではないはずです
アメリカではアーリントン国立墓地
イギリスでは ダーウィンも眠るウェストミンスター寺院
日本は国の管轄ではなく、個の神社だからとも
言う人もいますがそんなのはいい訳
国の為に殉じた彼らを
国の認めた墓地で祈られている事実
欧米ではアーメンキリスト様が
仲介役ではあるが
敵味方とて
その意味、いや真意は同じである
彼らの周りには幾億の家族や仲間がいたのです
「分け登る麓の道は多けれど、同じ高嶺の月をみるかな」
であるから
仏教もキリスト教も
教がややこしくしてる事実は別として
信心があれば向こう様には必ず伝わるわけです
太陽や、月や海や風さえも
我々を観察し
その心までもレントゲンのように見透かされています
お教や呪文は
その鍵のようなもの
すでに読んだ時点で
間違えようと
なんだろうと
伝わるのです
地球を尊重し
敬ってきた時間は
絶滅寸前であり
動植物が絶滅する訳ではなく
人間の地球への距離が離れ
た姿に過ぎないのでしょう
風、石、木々、魚、サメ、イルカ
うみ、太陽、瀧には命が宿り
世界の地で貝を吹き
地球の精霊やスピリットへ感謝を伝えた時代
全ては絶妙に人間より
はるか昔から地球を壊さず生きて来たのに
人間だけが、自分の都合だけで
目先の金の為に
何でも欲しがり
手に入れようとせめぎあう今
世界の海へ行き年々
その村の暮らしに、石油製品やケミカルな洗剤が輸入され
その使い方も知らない昭和30年代の日本のように
今の千葉や伊豆をはじめ地方の海岸沿いの家もいまだ
台所と洗濯排水は川へ垂れ流しで
汚染は日々進む
もう地球は昔には戻れない
透明な海がもうなくなる日
青い海がいつかなくなる日が 近いと
感じてます
どうしましょうか?