島へ
この島には今から37年前から毎年来ていた。
漁協の渡しで、朝から夕方迄、一日中水の中にいた。
25年程きていなかったが、数年前からこの島へ来れるようになった。
この小さな船は、この漁村で知り合った兄さんが、おやじさんから譲り受けた船だ。
たくさんの思い出と、優しさで近所の子供達も運んでくれたんだと、語っていた。
こんなにきれいな海が日本にあるのか?と驚き。
幼いながら海で生きようと思ったいわば原点。
ここで素潜りをしていなかったら今はないだろう。
兄さんのおやじさんと同じく、家族に感謝をしなくてはいけない。
ガイドとなる人がいなければ、子供達は海へ、海の中へは行かれないのだから。