密かな水
無限というのは
はかりしれない世界をさす
日々、毎秒
人が見ていない世界が地球に在る
言葉や漢字が
そのものを,その景色の本来の姿を人間臭く邪魔をする
しかし本来とは何の基準?なのか
これは誰も知りえない
地球が誕生して多くの
生物が絶滅してきたように
地球の景色も毎秒汚染され
40数億年前の昔の美しさとは
比べ物にならいくらい汚れた
地球も実は絶滅に向かっている
汚れた海
まあまあ透明な海
透明な海
と別れているが
所詮は丸いボールの中の水の話
日々河から空気から
戦争の弾や実験
写真の現像液
塗料やら
燃えないゴミの埋め立て
プラチックなど
毎秒人間がいる以上海洋投棄で汚れまくる
もう昔のままの
景色はもうないにしろ
その景色のうつろいと時間を密かに知っている
残され隠れている水が
地球のどこかに
生きた水晶ののように残っているとしたら
こんな一瞬かもしれない
後戻りはできないが
その光と陰を知り
あらたな手段と意識で
すこしでも長く地球を汚さない方法は
あるはずだが