トランジット
92年頃からネガを詰めて撮っていた。
当時オーストラリア〜バリはトランジットで乗り降りが可能だった。
そこで海のそばの骨董屋へ、オーストラリアからの帰りに幾度となく足を運なんでいた。
そのおやじさんがその都度食事やお寺へ誘って頂いた。
独り旅をしていると、こうした時間が無性にうれしかった。
なにより外国の人の暮らしを見れる事が楽しかった。
目玉をくるくるさせ、海を覗くのとかわらないのだ。
知らない事だらけの、地球や海や人々の事。
でも共通する事だけは変わらないはずだ。