2012.04.28 (Sat) 風 風は椰子の葉をさらさらと音を奏で この静かな小さな孤島を包みながら、作為の無い色で染める。 僅かな時。僅かな今。 ここに来なければ知らないままでいたであろう。 この潮を含んだ冷たい風も、遥かかなたからここに来、様々な景色を見てきたのだ。 人も同じ時間を生きながら、本当の意味で生きている事を確認するため、 島から島へ旅をしているのかもしれない。 風の温度に地球の厳しさを知った。 フィジーの離島で