雄滝へ
結局車を止めるところ探しているうちに
宮武さんとすれ違い,杉林から満面の笑みでもう浴びました〜と
あれ〜
しかたなく怖いけど一人でいく事に
雌瀧(通称おまんの瀧)から奥の雄瀧へ足を踏み出すと
ふいに子供の蛇が足下に現れた!
本当に山で目の前を蛇が通過する事がよくあるのだが
これは龍神様の眷属が現れた歓迎の意味だととらえている
森の中をつづら折りの登り
弁天堂でお参りをしたご
その先に轟々と落ちる瀧が開けた
塩と酒を体に瀧に振りかけ
大声で龍神祝詞と九字切りをし
瀧の中で般若心経をとなえる
昨年の水量の
半分くらいでほっとしたが
独特な霊気と
変な気持ちで来たらやられる
あの海の感覚が瞬時に現れた
前回は大雨の中浴びた後に
巨大な黄色い石が滝壺に落ちてきて
宮武住職は龍神様だといい
大事そうにその石をお持ち帰りになっていた
それに以前には見知らぬ行者が4人現れ
宮武さん達にどけと言わんばかりに
ろくな作法もせず瀧に入ったが
石に組み付いた瞬間
手が離れなくなり助けてくれと
結局3人の高僧を呼び計4人で
お経を上げ龍神様に祈ったという
その行者達は手がさけて,低体温症(ハイポサーミア)になり
救急車で運ばれた
宮武住職がいなければ死んでいた。
なんて聞かされていたので
怖い!
しかし無事
瀧から石も落ちてこず
戻れた
なんともいえない爽快感は
波のと同じ感覚だ