雌瀧へ

ブログの日にちの順序は前後しますが
そのときの思いのまま書く事がいいのでご了承ください
これもそれもそのときの自分という訳です

9.17
七面山へ来た

昨年瀧で濡れた白装束を乾かして頂いた御礼に
地元の祈り堂で宿坊の岩田屋さんへ行くと

あの日偶然に昨年瀧ですれ違うようにであった
大阪から来た宮武玄澄住職の息子さんに逢う
聞けば大祭に向け,予定より1日早く来たといい
雄瀧を浴びにいくので
一緒にいく事にし

まづは1の瀧と呼ばれる麓の雌瀧へ
古来から参詣の人々の作法にのっとり
瀧を浴び禊ぎをして登る事がいいのだと感じて以来
勇気をだして一人で巨大な瀧へ

雨はやんだが
先客が数十人
瀧だけを岐阜から浴びにきたという

1時間程時間をつぶし
塩と酒をまき
龍神祝詞をささげ九字切りをし入った
大粒の瀧に打たれながら無心ながらも
石が落ちてきませんように と祈る

いにしえの修験者をはじめ
あまたの人々が見
感じた景色は当時と変わらず

幾億の人々の真摯な祈りを
穢さぬように
入った

うまくは言えないが
なんだか
透明で内面が軽くなった気がした

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