Fire King Cafe

不可思議なご縁で始まったファイヤーキングカフェの個展も
振り返ると
今年で11年目

残暑にまみれて秋の兆しを感じ

あ〜今年も良い作品がたまたま撮れて
良かったな〜
皆さんに地球のありのままを観て頂いて
嬉しかったな〜と
憶いに浸り

俗に言う
「感慨深い」ものです

早いもので
波に向かう修行は15年

恐ろしくも美しい世界中の波の中を泳ぎ
我を捨て、命を思い
勇気と根性で切り抜けた「あかし」

何度もあの世にいきかけ
最後の一押しの冷静さと
おそらくは例の「逃げ技」で
海岸に戻り
さっきまでの別次元の
恐ろしい海を眺める日々

毒のウニを30針踏み抜き
サメに睨まれ
暗黒の波にボコボコに巻かれ

あ〜
生きててよかった!

生き甲斐を感じ

今を悔いなく
生きてる自分に満足する

同じ時間
この事を知らずに
もし、この場にいなかった自分が怖い

ありのままの手加減ない地球で
金、物,者ではない
孤高の時間が心を開く瞬間に
自力で立ち会い
呼吸する

息を止め,息を吸い
生まれ変わるように
見てはいけない美しい時間に漂ってきた

ちっぽけな頭では予想もつかなかった
波の裏の世界

きっと今もあの島もあっちの島も
波が崩れ、鳥が海原を飛び交い、潮の飛沫が島を包む命の連接が懐かしい

ま〜
そんなとこです

胸のおもむくままに生きること

まるで養殖場のような学校の人工の箱ではなく
行けば全てがわかります

頭で考えすぎると
きまって厄介な事になると

イヌイットの話を憶いだす

水が流れるように
ある日を境に自分の海岸へ
行き着くものです
その境は自分で気づく事
怖さを知る事
身の丈を包み隠さず見せる事

バーン!と行けよ

と言う訳です

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