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2001年にオーストラリアの波へ向かった
そこはライフガードの資格を数週間かけ、未知の訓練と
ひたすら水泳。座学は英語で心肺蘇生のCPR、EARにヘリコプターを呼ぶ
ビーチオペレーターなど
頭も体も相当キツかった
いちばんきついのは、体にたすきがげ した、岸の巨大なリールに繋がれたロープ
をつけたまま、波の崩れる沖まで潜り泳ぎ、溺れ役を回転させ背中越しに抱える
サインの片手を上げると、ぐいぐいリールで岸のライフガードに引かれる
溺役を両手で背中から抱え、岸に背中を向けながら引かれると
前から波は来るから潜れず水を飲み、腰が曲がり自分が水中に引き込まれる
こんなレスキュー方は助ける方が死ぬな
とごぼごぼと苦しいなんてもんじゃない
それでも、日本の明治の終わりの
100年前から歴史あるライフガード
日本人には、ボランティアで海で人助ける役の人を配置し人命を見張るなど
考えも及ばない事実
しかもヘンテコな黄色と赤の帽子をかぶり海パンだけ
体は冷えないのか?体や腕はロープで擦れ、ミミズ腫れ
その上、海にはサメも死ぬ可能性もある写真を見せられたアカクラゲもいるから気を付けろ!
なんていうが
水中は見えないから
無理です。
クラゲなんか運そのもの
そして朝8時にプール400mを9分を切らないとやり直し
もキツかった
最終試験は海岸を200m走り沖のブイまで100m泳ぎ
また100m泳ぎ戻り
ゴールまで走るランスイムラン
これが8分以内!
波がとにかくすごく
ぜいぜいしながらちょうど8分
危なかった
できない人はまたチャレンジはきつい
マニュアルには潜ってす砂をつかめと書いてるから
やったが浅瀬はいいが少し深くなると全くできず
やがて波の下を潜り潜ればいいと体験から知る
なんだこの教科書は
そんな体験は1989年
あの時間がこんな写真に役立ち命をつないでいる
波がきたら引くはない
ひたすら沖へ向かい波へ頭から突っ込む!
つべこべいうと、遅れ、進入角度が甘くな理、勢いもおち
暗黒の泡に巻かれる
黙ってやる
気合いという不可思議な自分の自分とずれないようにする