大東亜戦争の穴
パラオはスペイン、ドイツの長い植民地後ドイツが第1次大戦に負け
日本が統治委託という名前で第2次大戦で負けが決まる迄
日本でありパラオであった
伝統的なパラオの
自然宗教は尊重しつつも
日本式の教育や天皇,神社、仏教、慣習、食べ物、言語にいたるまで
輸入し教えた訳で
植民地であるが
日本人とは良い関係の時間だった名残りが今もある
ハワイやサイパンも同様
観光で来た日本人がこうしたお墓に立ち寄る事は
まづない
しかし戦火と時代と国令に翻弄され
1銭5厘で呼びつけられた普通の人々が
ある日を境に軍人に軍属になり
縁もゆかりも無い遠い異国で
無理に命を潰した事実に
心を手向けて欲しい
理(ことわり)であり
由(よし)である
食べ物も無く
武器も無く
家族と別れ
故国を偲んで
大本営の命に
菊の御紋に
陸軍特有の命に
東条英機の戦陣訓に
翻弄された命
ここパラオも2万近い日本人が亡くなっている
忘れたら
あまりのかわいそうだ