竹本葵太夫さん
45年ぶりの歌舞伎座へ
伊豆大島ご出身の 歌舞伎にはなくてはならない
指揮者であり、その場の空気を、象牙のバチと猫の皮?の三味線を弾く
方と一時間近く正座したままで、空気を作る独特な声の竹本葵太夫さん(人間国宝)
今回は月岡芳年も浮世絵にした俊寛
京都の貴船の鹿が谷の平家暗殺の密談がなぜかもれ
鬼界ケ島に島流しになった坊様俊寛
大島、新島、八丈など伊豆七島は流刑地で流人が先祖と話す島の方
伊豆7島 郷友会のあきひろ会長にお誘い頂き
竹本さんを囲む会に
独特な声は修練と修行の熱意
中学生で大島に流れる音曲で好きになったという
そんな竹本さん
「口伝は師匠
稽古は花鳥風月にあります」
と
神仏と祖霊を敬うことにつきますね と
優しいお人柄
波の撮影も全てはこの宇宙と森羅万象にあり
よく聞いて、観て、自分の意識と決断で
溶け合ううちに、自然に頭が下がる
街であろうと、海であろうと
ゴミは捨てない
自分勝手は言わずに、人に押し付けない
宗教に頼らない
ごく当たり前のことは、四角い机と日教組の先生から
順位争いの渦中で強制的に教わるのではなく
海や山や川や森で自然に胸で感じて
身を以て怖さや、人間に作れない限度のない美しさに笑うこと
歌舞伎役者は、ご存知の通り色々ありますが
今回大人になり観ていると
太夫さんがいて、作られた芝居が生まれていく
指揮者のような存在
歌舞伎もあくまで、演目にそい、構成を考え
練習に練習を重ね
セリフを暗記し人工的に起こすショーなのです
役者とはよく言ったものです
足の運び、回転する体術、感情表現などプロはさすがです
ご縁がない歌舞伎ですが
実は七五三は赤坂の日枝神社で
昔の中村芝翫さんの息子さん(小太郎さん)の晴れ着をお借りした
ご縁を昔の写真で思い出しました
梨園とは縁の無い
しがらみも、家柄も何も関係ない自由な海の世界 龍宮神界へ